トップページスマホがキーワード歩数計、活動量計の新しい流れ

スマホを使った歩数計、活動量計が続々と発売される

健康志向が歩数計を進化させる

健康志向が高くなり、活動量計が売れているようです。

反面、従来からの歩数計、万歩計は機能が活動量計の中に含まれるので、高機能なものほど販売が厳しく、単機能で安価なものほど平均して売れているようです。

各メーカーからも、歩数計の新製品はほとんど発売されず、活動量計にシフトし始めています。


タニタ活動量計 EZ-061

歩数計は歩いている時しか測れませんが、活動量計は一日24時間、活動、消費エネルギーを測って、表示してくれます。

24時間と言っても、寝ている間も身につけていないとダメと言うわけでありません。

活動量計を身につけていない時間は、基礎代謝量=人間のさまざまな生命活動(呼吸する、体温を保つ、心臓を動かす)に必要なエネルギー分を体重、身長から推量して、表示します。

と言うことは、置きっぱなしでも基礎代謝分だけは、加算されて表示されることになります。

又、最近主流となりつつあるのは、従来の活動量計にプラスして、「睡眠の質」を測ることができる「睡眠計」や、心拍数を測る「心拍計」を搭載した商品も発売され始めています。

これらの機器を使用する場合は、睡眠中や、スポーツ中でもセンサーを体のどこかに装着しなければ計測できません

もう一つの歩数計、活動量計の流れ

アップル iphone4

首都圏だけなのかも知れませんが、最近、電車に乗っているとスマートフォンのユーザーが10人中6人ぐらい、見かけます。

スマートフォンの中身は、コンピュータと携帯電話を合体し、小さくして、持ち運び出来るようにしたものです。

小さいと言ってもコンピュータですから、ソフトが無いと只の電話になってしまいます。

スマートフォン用のソフトを「アプリ」と呼び、ネットワークを通じて有料、無料で手に入れる(ダウンロード)ことができます。


Andoroidスマートフォン medias x n-07d

スマートフォン用の「アプリ」には大きく分けて、二つのグループがあります。

一つはアップル社の「iphone」に搭載されている「iOS」

もう一つは各社スマートフォンに搭載されている「アンドロイド」

どちらもOSと呼ばれる、コンピュータで言うとWINDOWSと同じような役目をする基本ソフトです。

「iOS」と「アンドロイド」には互換性がないので、使用している機種専用の「アプリ」を使う必要があります。

「アプリ」にも色々な種類のソフトがありますが、歩数計のアプリも発売(無料版もある)されていて、これをスマートフォンに取り込むと、スマートフォンが歩数計に変身します。

歩数計アプリは、iphone用、andoroid用、それぞれ何種類か発売されています。


スマートフォンの利点

データの移動作業が簡単
データを細かく仕分けできる
データ表示がグラフィカルで見やすい
圧倒的なメモリー量で何年分ものデーターを保存できる
バックライト付きなので、暗がりでも確認できる
大量の音楽を保存でき、NETラジオや音楽を聴きながら歩くこともできる。

スマートフォンの欠点

歩数計・万歩計と比べると、ボディーが大きく重い
機能が豊富なだけに高価
通信費がかかる

結論: 重さと値段を除くと利点の方が多いようです。


iphone用歩数計アプリ

iphone用歩数計

iphone用アプリ「お父さん歩数計」です。

お父さん歩数計は、白戸家のお父さんが歩いた歩数と消費カロリーを計算してくれるアプリです。1000歩達成毎にお父さんスタンプが表示されます。「お父さんユーティリティアプリ」シリーズでは、白戸家のお父さんがアプリケーション内にデザインされ、アプリケーションごとに特化した便利な機能を、見た目にも楽しくご利用いただけます。
iTunes Store \0


iphone用歩数計 runtastic Pedometerはあなたの歩む一歩一歩をトラックし、それにより、推奨されている10,000歩/日を達成したかどうか、チェックもできます。それだけでなく、距離や時間、消費カロリーや歩行速度などを確認することもできます。スマートフォンにつなげるだけで、アプリのon-board acceleration センサーがあなたの歩数をトラックします。距離や経過時間が明確に表示されます。高性能アルゴリズムを内臓しているので、携帯がズボンの中にあっても、ジャケットの中にあっても関係なく、あなたの歩数を記録します。

iTunes Store \350

Andoroid用の歩数計アプリ

iphone用歩数計

Accupedo Pedometer(アキピュード ペドメーター)

「歩数」「目標達成率」「消費カロリー」「歩行距離」「速度」「歩行時間」が大きく表示され、今日どれだけ歩いたかがひと目でチェックできます。

さらに、スマホならではの大画面を有効活用したグラフ表記も便利な機能。

歩数を「日」「週」「月」「年」ごとにグラフ表記してくれます。

Andoroid market \321

活動量計、もう一つの新しい流れ

活動量計の使い方には、二つのタイプがあります。

一つはダイエットを達成するためのゴールを設定、ゴールまであといくつと言った表示と、達成すると「おめでとう」とか「特別なキャラクター」を表示するタイプ

もう一つはアスリート用の機能で、一定以上の強度の運動を抽出し、その運動がどれくらいの質、量、時間であったかを表示するタイプ。

現在手に入る活動量計は、上記の片方、あるいは両方の機能を持ったものが発売されています。


ナイキ Fuelband

ナイキ Fuelband

その中、スポーツ用品メーカーのナイキからも、魅力的な活動量計の発売がアナウンスされています。

米国ではオンラインストアで発売後、15分で売り切れたと言われる商品です。

その名前はNike「FuelBand」で、2012年秋発売と噂されていましたが、どうやら2013年11月6日に発売が決定しました。

本体はおしゃれなリストバンドで、情報は全てLEDマトリックスとカラーLEDで表示します。販売価格は1万5千円です。


ナイキ Fuelband

「FuelBand」の基本機能は活動量計で、歩数、消費カロリー、時刻を表示します。

活動量はNike独自の「NikeFuel」という新しい単位で測定されます。

事前に設定した「NikeFuel」スコアを元に、現在のスコア、達成度をカラーLED表示します。

測定方法は、運動時と安静時両方の酸素摂取量を定量化した、MET 指数(運動強度)を「NikeFuel」に換算して表示します。

データーの移動、保存はWindows、又はMacからNike+のWEBサイトにつなぎ、毎日のデーターを記録できます。

iphoneがあれば、無料アプリを使いBluetooth経由で、かんたんにデーターの同期ができます。


ウェアラブル活動量計・心拍計は、機能で選ぶ・「スマートフォンで管理」を見ると、
最新版の機器リストがあります。


Fitbit one

Fitbit one

胸ポケットやズボンのポケットにクリップで取り付けて、歩数、階段を上った段数、睡眠時間、睡眠サイクルなどを記録します。

データーはBluetooth 4.0経由でスマートフォン( iPhone4s,iPhone5,iPad3,iPad mini,iPod touch5,Android[将来] )、PCに転送します。 充電には専用のUSBケーブルを使います。


Fitbit one

本体の表示機能で、歩数、時刻、歩いた距離、登った階数、消費カロリーなどがボタン切り替えで表示されます。

アプリからは目標値を設定することが出来、活動量の変化をグラフ化して確認することができます。

睡眠サイクルを記録する場合は、本体のボタンを長押しして、モードを切り替える必要があります。測定には付属のリストバンドに入れて、手首に巻いて使います。

目覚めた回数、起床時間、睡眠サイクルが記録され、目覚まし(バイブ機能)もあります。


Fitbit one

ユーザー同志のコミニュティーから、競い合ったり、励ましあったり、みんなで楽しむことが可能です。

価格、SoftBank  9,800円(税込)



ウェアラブル活動量計・心拍計は、機能で選ぶ・「スマートフォンで管理」を見ると、
最新版の機器リストがあります。


Jawbone UP

Jawbone UP

腕に巻き着けて24時間、睡眠、運動、食事の情報を記録します。

医療用に使われる、低アレルギー性TPUラバーを使用していて一日中着けていても(M-Size 22g)負担になりません。

生活防水で、水濡れにも安心して使用ができます。


データーはスマートフォン( iPhone,iPad,iPad mini,iPod touch,Android )にプラグを差し、アプリをスタートするだけで転送ができます。1回の充電で約10日間使用可能です。

スマートホン用アプリはネット( iTines App Storei)から無料で手に入ります。


Jawbone UP

【運動】

歩数、移動距離、休憩/活動時間、消費カロリー、ストップウォッチ機能、リストバンドの振動によって運動を促す「アイドルアラート機能」

歩数、身長、活動時間をベースに歩行距離、エネルギー消費量を表示します。【活動モード】での測定になります。


Jawbone UP

【睡眠】

睡眠時間、浅い眠り/深い眠り、起床時間、浅い眠りの時に「スマートアラーム機能」、 仮眠の最適な時間に起こしてくれる「パワーナップ機能」

本体のボタンを、長押しすることで【活動モード】、【睡眠モード】に切り替えができます。

睡眠中の計測は【睡眠モード】に手動で切り替える必要があります。


Jawbone UP

【食事】

料理やドリンクの画像とともに食事情報を登録管理、 バーコードスキャン、栄養情報のデータベース検索により摂取内容を管理、 食べた場所もfoursquareとの連携で記録可能

この機能は本体とは関係なく、アプリに食事情報を登録するもので、毎日の食を見直す助けになる機能です。 言ってみれば「レコーディングダイエット」のような機能です。


【その他】

ムード(気分)の投稿、Facebook、Twitterへの共有、アプリ更新により最新バージョンを利用可能、チームメイトとお互いの記録を共有可能


ウェアラブル活動量計・心拍計は、機能で選ぶ・「スマートフォンで管理」を見ると、
最新版の機器リストがあります。


活動量計のスタイルが変わる

とにかく本体はおしゃれなデザインで、一目見て欲しいなーと思いました。

日本国内で活動量計を発売する各メーカーにとっては、かなりの脅威の存在となることは間違いないと思います。

今まで見てきたように、歩数計・万歩計・活動量計はどんどん進化し、百均で売っているような、振るとカチカチ音のするセンサーを使った歩数計・万歩計はなくなりつつあります。

歩数計・万歩計が活動量計にとって代わり、活動量計も電子化され、「クラウド」を使ったデバイスに代わり、最終的にはウェアラブル・パッチと呼ばれる、シール状のパッチを体のどこかに貼り付けるだけで、あらゆる体のデータをワイヤレスで送れるようなデバイスに進化して行きます。

いよいよ便利な世の中になってきています。

この分野をリードして行く企業がどこなのか、興味が持たれます。


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