人間の脳内には「ノルアドレナリン(Noradrenaline)」、「ドーパミン(Dopamine)」、「セロトニン(Serotonin)」と呼ばれる物質が必ず存在します。
三つの物質の組み合わせで人間の感情の状態に変化が表れます。
この三つの物質は「光の三原色」にたとえて「心の三原色」とも呼ばれています。
「ノルアドレナリン」は興奮や活力の源となる物質です。
「ドーパミン」は脳に快感を運び、体全体まで波及し、心体を活性化しますが、暴走するとアルコール、ギャンブル依存症などを引き起こします。
「セロトニン」は「ノルアドレナリン」=不快、「ドーパミン」=快をコントロールする役目をする物質で、ブレーキをかけたりアクセルを踏み込んだりして、心を安定した状態に戻す役目をします。
などの症状が表れます。
1.日光を浴びる
セロトニンは朝の2000~2500ルクスの太陽光で活性かします。
2.単純なリズム運動を繰り返す(30分程度)
体をリズミカルに動かすことで、筋肉だけではなく、脳にも働きかけセロトニンが活性化されます。
ウォーキングの中でも速足で歩く「エクササイズ・ウォーキング」は、セロトニンを活性化させますが、散歩のようなゆっくりとしたリズムではセロトニンの活性化はできません。
3.朝起きて本を「声」を出して読む。
声を出すことは一種の腹式呼吸で「単純なリズム運動」になります。
4.ファーストフードだけでなくスローフードを取り入れた食生活に変える(良く噛んで咀嚼する)
5.セロトニンの材料である大豆製品、乳製品(牛乳、チーズ)及び合成を助けるビタミンB6を多く含む食品(イワシ、サンマ、玄米など)を多く摂る。
6.セロトニンの合成を阻害する肉類は控えめに。
7.ガムを噛む(咀嚼することに単純なリスム運動となる)
以上のことから、朝起きて声を出して本を読み、朝日を浴びてウォーキングをして、家に帰ってから玄米ごはんでイワシをおかずに良く噛んで食べる。 それが秘訣のようです。
▲上に戻る