トップページウォーキングで脳を活性化

セロトニン不足対策、朝陽を浴びるウォーキングで脳を活性化

脳内物質は心の三原色

人間の脳内には「ノルアドレナリン(Noradrenaline)」、「ドーパミン(Dopamine)」、「セロトニン(Serotonin)」と呼ばれる物質が必ず存在します。
三つの物質の組み合わせで人間の感情の状態に変化が表れます。
この三つの物質は「光の三原色」にたとえて「心の三原色」とも呼ばれています。


脳内物質

「ノルアドレナリン」は興奮や活力の源となる物質です。
「ドーパミン」は脳に快感を運び、体全体まで波及し、心体を活性化しますが、暴走するとアルコール、ギャンブル依存症などを引き起こします。


「セロトニン」は「ノルアドレナリン」=不快、「ドーパミン」=快をコントロールする役目をする物質で、ブレーキをかけたりアクセルを踏み込んだりして、心を安定した状態に戻す役目をします。


コントロールをする役目の「セロトニン」が不足すると

・元気が出ない
・疲れやすい
・顔の皮膚がたるみ気味
・寝つきが悪い
・寝起きに眠気が残っている
・集中力が欠ける
・ささいなことで落ち込んでしまう

などの症状が表れます。


「セロトニン」がなぜ不足するのか

1.生活が夜型になり、太陽の光をしっかりと浴びる生活が少なくなる。
2.欧米型の肉食中心の食生活になり、セレトニン合成を阻害する食事が多くなった。
 又、セロトニンの材料となる大豆や乳製品を摂る量が減ったと共に、 セロトニン合成に必要な ビタミンB6(イワシ、サンマ、玄米など)が不足がちになった。
3.ファーストフードが普及し、「噛む」、「咀嚼」する食事が減った。
4.運動不足により「セロトニン」が活性化し難くなった。

「セロトニン」を活性化する方法

朝日

1.日光を浴びる
 セロトニンは朝の2000~2500ルクスの太陽光で活性かします。

2.単純なリズム運動を繰り返す(30分程度)
体をリズミカルに動かすことで、筋肉だけではなく、脳にも働きかけセロトニンが活性化されます。
ウォーキングの中でも速足で歩く「エクササイズ・ウォーキング」は、セロトニンを活性化させますが、散歩のようなゆっくりとしたリズムではセロトニンの活性化はできません。

3.朝起きて本を「声」を出して読む。
 声を出すことは一種の腹式呼吸で「単純なリズム運動」になります。

4.ファーストフードだけでなくスローフードを取り入れた食生活に変える(良く噛んで咀嚼する)

いわし

5.セロトニンの材料である大豆製品、乳製品(牛乳、チーズ)及び合成を助けるビタミンB6を多く含む食品(イワシ、サンマ、玄米など)を多く摂る。

6.セロトニンの合成を阻害する肉類は控えめに。

7.ガムを噛む(咀嚼することに単純なリスム運動となる)

以上のことから、朝起きて声を出して本を読み、朝日を浴びてウォーキングをして、家に帰ってから玄米ごはんでイワシをおかずに良く噛んで食べる。 それが秘訣のようです。



ビタミンB6についての情報は当サイトの系列サイト、栄養素辞典からの情報です。

上に戻る

歩数計をえらぶのページです。
Copyright(c) 2008 歩数計をえらぶ Allright reserved.